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八ヶ岳(阿弥陀岳、横岳、硫黄岳) 7月21日~22日

執筆者の写真: sanyukaisanyukai

「俺をどこかの山に連れて行け!」 Gさんに、そう言われたのはいつ頃だったか記憶の彼方・・・。いつもの様に、反省会の居残りメンバーで呑んでいた時だったと思う。 私 「私がベテランさんにどこか連れて行って欲しいですよ。Gさん連れてってくださいよ!」と言うと・・ Gさん 「オイラはもう、人を連れて行く自信が無いからぁ~・・・」と弱気な発言。 私 「分かりました・・私が山行を選ぶレベルでよろしければ行きましょう!!その代わりテント泊ですよ。」 Gさん「ええ~?!テント?!・・・うん・・いいよ・・・。」 こんなやり取りで決まったのだと思われる。しかし、これが「経験」というチャンスであった。そもそも、5名パーティーのテント山行リーダー&食担(夕食のみ)なんてやった事が無い。ましてや、百戦錬磨の大先輩を3名もお連れする大名行列だから、それはもう色々考えた。なるべく、自分が行った事のある山で、景色が素晴らしく、水場とビールに苦労しない場所という事で「八ヶ岳」に決定。食糧担当は21日の夕食(豚鍋&うどん)だけにしてもらった。それ以外は各自で用意してもらう。食糧担当で悩んだのが持っていく量。みなさん、どれだけ食べるんだろう?とか・・食べ物の好き嫌いなど。そこは意見をいただき決めた。 共同装備についても、ベテランさんにアドバイスをいただいて決めた。コッヘル、ガス&バーナー、テント、フライシート、銀マット、大鍋、などの分担指示。ここまで決まって形になると、「おおお~!!共同装備とか、食担とか、いかにも山岳会っぽいじゃ~ん!!」テンション上がる私。単独では味わえない、協力しあい連帯感が生まれる楽しさだった。しかも、6人用の会装備テントで5人一緒に寝るなんて、私には初めての体験だった。Sさん、Nさんはナカナカ寝付けなかった事や、Mさんは一睡もできなかった事。Gさんは寝てる時も「ふふふ・・」と笑っていて楽しそうだ し、修学旅行みたいだ。私はというと、もちろんどこでも寝れるタイプの人間(笑)荷物の件では、Mさんに食糧のほとんどを担がせていた。(わざとじゃないよ) 分担して担いでいたかと思っていたら何かの間違いで、冷凍うどん5食、肉400g、ソーセージ、野菜類など、重いものがほとんどMさんの真新し い70Lザックへ入っていた。(笑) 「よく、がんばった!!」どこかで聞いた台詞でごまかしてみる。 あとは食担たるもの、分量と一人当たりの公平なるウィンナーソーセージの本数に気を配らねばならなかった事も反省。大人すぎる程の大人達が、本気で一人何本食べたのかをしっかりとカウントしてるとは思いもよらなかった(笑)適当に用意したので中途半端な数になってしまっていたのだ。食べ物の恨みは恐ろしいと聞くので気をつけよう。キャラが濃・・・ あ、、いえ、個性豊かな大先輩達は山道では、「さすが」と思わせてもらった。リーダーである私は一応、最後尾で歩いていたが、サッサ、サッサと、何も言わずとも目的地に導いてくれる。下山では「下山は技術」と言われる通り、軽い足取りで下って行かれる。私も、先輩方の様に足早に下山できるようになりたい。あと、20年もすればそのようになれるだろうか・・・ 今回は天気にも恵まれ、1泊の山行リーダー&食担を経験し勉強させてもらった事は、最高の「宝」となった。本当にありがとうございました! {行動時間}

7/21

7:00八王子集合→美濃戸口9:30→準備→10:15駐車場出発→

10:25美濃戸山荘出発→11:20沢のほとりで15分休憩11:35→

12:302回目の15分休憩12:45→12:50行者小屋到着→

幕営&昼食→13:25出発→14:15中岳のコル14:30→

14:55阿弥陀岳15:05→15:30中岳のコル15:45→16:20テント場

7/22

6:10テン場出発→7:05地蔵の頭7:15→8:15横岳8:40→

9:15硫黄岳山荘9:35→10:05硫黄岳10:25→10:40赤石の頭10:45→

11:35赤岳鉱泉12:00→12:30テント場→テント撤収&昼食→13:25下山開始→

15:00美濃戸山荘着






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