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谷川岳 万太郎沢

  • 執筆者の写真: sanyukai
    sanyukai
  • 2014年9月23日
  • 読了時間: 3分

土樽駐車場5:30~オキドウキョウ7:00~一の滝8:40~二の滝9:40~三の滝10:10 登攀開始10:25 滝上 10:00~肩の小屋13:40 出発14:30~天神平16:00

前の週に天候で行けなかった万太郎沢へ妻と行くことになった。前日になって日赤血液検査結果のハガキが・・・。アッ俺5日前に献血してる。忘れていた「大丈夫かよ?標高差1220m通常は一泊二日のコースを日帰りで突破する計画は?」 23日は休日でそんなキツイ山行は無いだろう。次の週は集会で映画でも見るか中2週間はハードな山行は無いな筈とついアイスクリーム欲しさに400cc抜いてしまった。でも、ここでも誘惑に勝てず入渓を決意。5時過ぎに予定の駐車場に到着、出発は5:30、入渓点が分からずに早く谷に降りていしまった。再び林道に戻り、再度入渓点を捜す。林道が二手に分かれ自然な形で不思議な堰堤にでた。(実はこの形の堰堤はまだ2つあり後でこれでも早すぎの入渓と分かる)入渓直後から上越らしい磨かれたナメ、トロ、小滝を越えて行く。最良のコース取りを考えるのは先頭の美味しいところだ。関越の喚起口を過ぎるとオキドウキョウのゴルジュ。泳ぎとヘツリで突破する。その後も飽きることのない遡行は続く。一の滝は高さ20m下から見る限り斜度のそれほどでもなくホールドも豊富そうだが意外に難しい。直登を試み水流の右壁を登る。5メートルほど登りカムを効かせさらに上段にトライするが、どうも一歩が出ない。ルートを変えようとカムまで戻りカムを回収。もう少し右を狙う。このころはもうビビッている。気持ちとは反対にどうも右に右に、気が付くとブッシュの中に入っていた。でもどれも草ほどでランナウトしている。滝の高さまで登りやっと灌木にビレーを取った。これは直登なのか?むー、巻きではないようでその中間位か。二の滝は問題はない。さていよいよ三の滝、取り付く前に腹ごしらえをする。この滝は巻きが無い、いやでも突破するしかない。上下二段に分かれ下段10mはほぼ垂直、ハングしている取り付き部を左からバンドを利用して水流近くに、ホールドは豊富と書いてあるが確認するとどれも怪しい、残置でランニングを取り、さらに上がろうとホールド確認するとグラグラする。ためしに力を入れるとボコ、簡単に取れた。これは油断ならない。一手一手を確認しながら登る。一段目を登ると大きなテラスになっていてここで切る。上段は右のルンゼを滝の高さまで登り左へトラバース。ただヌメリがあり油断するとゴム底は何の抵抗もなくもって行かれる。カムが効いてくれたことが救いだ。三の滝を過ぎると小滝とゴロが続く。二俣を過ぎるたびに水流は細くなり、見晴らしは開ける。今日登ったルートが見渡せる。斜度はきつくなり、谷川岳の稜線が見渡せるようになると終わりは近いと思われるが、これがシツコイ。登っても登ってもなかなか着かない。13:40やっと肩の小屋近くに出た。これでも予定より1時間以上早い。土合の電車の時間は17:52の前は13:50。どうも半端な時間にツメあげてしまった。幸い見晴らしはよく小一時間早秋の景色を満喫する。休日渋滞の下山道を下り、天神平~ロープウェイ~土合駅~土樽駅~駐車場に着くころにはしっかりと暗闇になっていた。しかしこの2級は厳しい。正直3級の湯檜曽本谷より難しく感じた。






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