• sanyukai

上越 日白山 会山行


当初企画した時は、現地スタート時刻が10時ですので、日白山の周回コースは時間的に無理だと思い、手前ピークの東谷山でカップラーメンタイム、のんびり残雪の山を楽しもうと思っていました。BCで人気のこの山なのに、滑降はナシというのはもったいない。会長を筆頭にBC組からもクレームが出そう(僕も同様)。参加者にお願いしてバスの中で身支度をし、休憩タイムをも前倒しにして機敏な行動をすれば、日白山の周回コースも不可ではないと考え実行しました。

気持ちの良い青空のもと残雪の山を堪能する予定でしたが、思いとはかけ離れた天候で残念でした。山行当日の降水確率が10時~35%~夜にかけて徐々に高くなっていく予報で、登り始めは雲が切れ暫くもちそうと思われ東谷山(現地の呼称は、ひがしやさん)通過直後に小雨が当たり始め強めの風が吹き、落雷も予想され、往路を戻るか、日白山から周回コースをとるか考えましたが、常に遠くの山々の展望もあり何とかなりそうと判断し予定通りとしました。日白山では写真撮影のみで鞍部から暫く下降(滑降)してから20分のランチ。沢沿いに下り2個目の堰堤から右岸の林道に上がり宿場の湯にジャスト15:30。ダンゴで行動すると言いながら遅れ気味の結果オーライで頼りないリーダーでしたが、5時間半で何とか周回コースを踏破でき残雪の山を楽しめたと思います。行動の詳細は同行者が投稿された画像投稿とメッセージで報告とさせていただき、参加された皆さんのご協力により無事会山行を終了できたことに深く感謝いたします。

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スノーボードは、皆さんご存知の様に、両足が一枚板に拘束されているので平坦な地形や上りの地形はお手上げな、何の役にも立たないアイテムなのである。

そんな役に立たない板を履いて沢床へ降りると、雪が溶けて大きな口を開けたシュルンドがいくつもあり危険な滑降ルートになっていた。「落ちたら死ぬ」その危険なシュルンドを避ける為、沢床から少し上の山腹を斜滑降して移動する。スキーはね・・・

スノーボードは漕ぐ事が出来ないので、油断するとすぐに危険な沢床に滑り降りてしまう。なるべく山腹をトラバースしながら進むが今度は上りもあり、すぐに止まってしまう。勢いをつけて滑り、小高い所に上がろうとするが、少しの所で到達できずズルズル~っとふりだしの場所に引きずり下ろされる。その度に一人、「チクショー!」とか「フンガ~!!」とか「セイヤッァ!こんにゃろ~!!」とか言いながらこのアップダウンと戦ったが、それでもダメな所は板を外しトボトボ歩いた。

私の記憶をたどると、ほとんどがワカンかツボ足で歩いていたり、四つん這い状態で急斜面を登っていた気がする。しかし、その度にMさんは私の事を心配して見守ってくれていたので心強かった。

Sさんの判断により、危険な沢床を離れ尾根へ上り返す事となった。スキー組のお二人も板を脱いでザックに刺し、急な尾根を登る。スキー板を刺した後ろ姿はウサギちゃんみたいでカッコイイ。

尾根を登って何度かトラバース気味に行き平坦な場所に出ると、ゴーゴーと不気味な音が聞こえてきた。その正体はスキー場のロープウェイの音だった。

「やっと、シャバの世界に戻ってきた・・・」とてつもない安堵感が湧く。

こんな過酷な場所に何の役にも立たないスノーボード担いできて「アホちゃうか~?」と、毎回の様に自問自答するが、毎回シャバの世界に帰って来ると、「楽しかった」と思う。

こうなったら、「山でスノーボードがどれだけ使えないか」という本が書けるまで研究してやろうかというアホな考えが芽生えるほどに。

Sさんの「早く、スキーを買え・・・」という誘惑にいつまで抗えるか(もうグラグラきているけども)これもまた、戦いである。そしてまた、アホな私を本格的バックカントリーの世界に連れて行ってください。






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