八ヶ岳の会山行以来やはり前夜発は魅力的になった。バス代の値上げも重なったが、7時出発のバスと立川、高尾集合ではネタ切れ感は隠せない。さらに丹沢のヒルと奥多摩の雪害は追い打ちをかけた。だが同時に集合時間に間に合わない会員がいたこと、深夜の運転と一日山で遊び風呂上りに運転しなくてはならいリスクやどうしても前夜発がしにくい会員のことも考えていかなければならないと思う。今後さらに改善をいていきたい。尾瀬はハイキングにも、それ程知られていないが沢登りにも魅力的な地域だ、ただ一方メジャー過ぎるだけに既に歩き尽くした会員も多いと思い。小淵沢+尾瀬沼2コース+さらに鬼怒沼山ピストンを入れた。
しかし数日前からの天気予報は芳しくない、山行に危険すら感じられるほどだった。事実、鬼怒川を襲った線状降水帯が数十キロずれていたら会山行どころでは無かったはずだ。沢登りを楽しみにしていた会員には申し訳ないが前日に早々に沢登りの中止を決断した。後は現地に行ってからの判断とした。集合時間の所沢は少雨。その後も仮眠場所の沼田についても小康状態だ。そんな中でも幸い先客のテントがあったものの東屋のような屋根のある平地にテントを2張りテントを張ることができた。その状態は結果的にその日一日続いた。沢登りはともかくハイキングにはそれ程支障はない。尾瀬沼までには問題なく雨も予想した程ではなかった。みんなの意見を聞いて小淵沢田代経由の周回コースに向かうことになった。湿原は天気がイマイチでもそれなりに気持ちがいいが、坂での木道は恐ろしく滑りやすい。かなり気を使った歩き方でも滑る人続出。小淵沢田代からの下りもかなり気を使う泥の急斜面が一時間近く続き林道に出た。



