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  • 執筆者の写真sanyukai

奥秩父 二子山中央稜


駐車場9:00ーーー中央稜取り付き点9:30ーーーテラス12:40/12:55ー

ーー終了点14:50ーーー股峠15:35ーーー駐車場15:40

Mさんから、米子沢の後テン泊して翌日もどこかに行こうとお誘い頂き、出された選択肢が表妙義縦走、裏妙義の沢、二子山中央稜の三つでした。標高差1,000M越えの米子沢の翌日なので、体力的に縦走も沢も自信がない…けどクライミングなら何とか頑張れるかと思い、二子山を希望しました。

股峠近くの駐車場から中央稜へのアプローチは30分くらいで、心の準備が出来ないままあっという間に取り付き点へ着きました。もちろんリードはNさん、私は2nd 、Mさんが3rdで、ビレイも私は経験不足なので、NさんのビレイはMさん、私とMさんのビレイをNさんがして下さり、私はクライミングに集中することが出来ました。岩肌はツルツルというか、フリクションがきかずなかなか足を安心して乗せられない感じで、所々苦戦して足をあげてはロープを張って貰う、という半分引っ張りあげられる様な形で登りました。特に苦戦したのが3ピッチ目で、クラック沿いに登っていくのですが、なかなか手も足も見つからず、暫く同じところで四苦八苦していました。自分の手も足も信じられず、かなり時間をかけて、それこそロープに頼って何とか通過出来ました。3ピッチ終了時点でいつの間にか3時間も経っていて、ヘトヘトでしたが折角なら上まで行きたい、ということでエスケープルートもありましたがスルーして続行しました。5ピッチ目、少し出っ張った岩のところでまたも苦戦、ポイントがあるらしいのですが見付けられませんでした。ここも引っ張り上げて頂き、何とか上まで辿り着けました。要所要所で大変でしたが6ピッチ5時間以上かけて終了点まで登ることが出来ました。途中からガスがかかってきて、上に着いたときは真っ白で小雨が降っていましたが、そんなことは気にならないくらいの達成感でした。下りは一般道ですが、岩が湿っていて滑って怖かったです。今回かなり怖じ気づいてしまって、ロープに頼ったりたくさん弱音を吐いたりと、お二人にたくさんお世話になり反省点満載ですが、行けて良かったです。終わって振り返ると、とても楽しかったです。二子山中央稜は本当に勉強になるし、充実したルートでした。もっと練習して、またチャレンジしたいです!






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