厳冬と秋。今回の山行は、今年2月の会山行の逆コースです。どちらもラクして山行できるようにコース設定。2月は、スキー場第2リフトから高度差300m、今回はロープウエイで570m。しかも今回は、高倉山まで100mと鞍部から湯蔵山までの50mの登りだけで水上に向かってひたすら下り。とはいうものの高倉山から南は登山道がありません。
天神平から右回りで天神山に登る予定でしたが、カットして集合写真を撮って高倉山に向かう。高倉山からの谷川岳はあいにくガスの中。山頂の標柱で2.5万図にコンパス当てて、にわか地図読み講習。三角点はこの先にあるが、送電線の巡視員用の為のものかホース状のロープで後ろ向きに下るほどの急下降。4ヶ所ほどセットされていて、鉄塔までは登山道のように整備されていた。ここから巡視路は左に折れ50mほど下ってみるが、湯蔵山への藪道の入り口が解らず行ったり来たり2回繰り返すが見つからず地図通りに強引に藪を分け進むと、ほどなく3cmほどの赤テープ。ほぼ獣道の様相。ネット検索の画像より藪が濃い。それでも何となく人が分け進んだだろう形跡を強引に進む。ネットには山名板の画像があるが見つからず、太めの木にヒモが巻いてあった。もしかして朽ち落ちてしまったのかも。いずれにしても北峰、南峰ともはっきりとはしない。湯蔵山を下り終わって振り返ると2月会山行で大休止した地点。今回もここでランチにした。
一段下って広い尾根から二重尾根に注意しながら赤ペンキを確認して、南南西方向の866m地点に向かい下降する予定だったが、トップの増田さんは勘違いしてその手前から右方向に。この時点で遅れ気味だったのでやむなくスキー場を下ることにした。スキー場の急斜面はスキー場開設の準備でか刈り払われていて順調に下れた。僕以外の3人は2月会山行には参加していないので僕がトップで下った。スキー場からその先で右、谷川温泉。左、水上の標識で別れロープウエイ駐車場にある車を回収するため水上支所前バス停に向かって速足ウオーキング。ちょうど30分で到着。15分待って僕一人だけの貸し切りバスで車を回収し、湯テルメでカラスの行水をし、湯上りビールを飲む特権を頂き帰途に就いた。