前回の会山行リーダーの時は雨で中止になってしまったので、今回が実質的に初めてのリーダーでした。今年は会山行になると雨にたたられることが多く、リーダーをされる方が皆さん天候に苦慮していたので、あらかじめ降水確率が50%以上の時は中止と決めましたが、当日は文句のない快晴でした。
目的地は表丹沢ならわざわざ会山行にしなくても個人でもすぐに行けるし、裏丹沢のほうは車を持っていないと行きにくいところが多く、また個人的に車で行くなら少し足を延ばしてアルプスや八ヶ岳や上州方面に行こうと考えてしまい、行く機会が意外と少ないのではと思って裏丹沢方面とし、裏丹沢の山の中では一度大室山に行ってみたいと思っていたので大室山に決めましたが、いざ登山道の検討をしてみると思ったよりも行動時間が長く、会山行としては少し厳しいのかなと考えて、加入道山往復コースも設定しました。
今回リーダーである私は、加入道山往復コースにしましたが、尾根道に出るまでは傾斜が比較的きつくて最初の想像よりは登りがいのある行程でした。尾根道に出ると頂に雪をかぶった富士山がドーンとまるで私たちを励ましてくれるような感じで見えてきました。概ね、歩きやすい登山道でしたが、一部登山道が崩壊している箇所があり、地図上にも⚠マークがついているところがありました。イメージではそんなに富士山が近い感じではないのですが、地図で見ると今回の登山口である道志の湯から峠一つ越えるともう山中湖になるんですよね。登山中には御殿場にある自衛隊の演習場からの大砲の音がずっと鳴り響いていました。また、今回の会山行では加入道山の山頂で元会員の安藤さんと偶然お会いし、お話をすることもできました。最後に、初めての会山行リーダーということで至らぬ点も多々あったかと思いますが、参加者の皆様のご協力により無事に終了したことを心からお礼申し上げます。