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  • 執筆者の写真sanyukai

平標山バックカントリー


メンバー penさん、 Iさん、Mさん 東京4:30発~上里にて朝食~三国小学校前7:20~出発7:30~稜線10:50~山頂直下11:00~三国小学校前13:30~猿ヶ郷温泉~名胡桃城

当初は西ゼン滑降の予定、3年も前から計画だか天気やら残雪状況やらで延び延びになっている。今回も春一番の影響でかなりの強風、さらに新潟側は午後から雨との予報が出ている。曇天の中、小学校前を出発する。別荘地帯さらに樹林帯の中一時間ほど歩くと坪足だと沈むようになり、私はスキーを装着、他の2人はワカンを付ける。GPS、踏み跡、赤テープ等を確認しながら緩斜面を登る。山頂に至る斜面が見えて来た時先行する6人パーティが斜面中ほどを登っているのが見える。小学校前で会った単独の方のブログに載っていた6人パーティと思われる。結果的にその6人の後と追うような形になり、どんどん高度を上げる。斜面はますます急になりシール登行を断念、先行の踏み跡を自然に追うように左の小尾根に導かれる。森林限界を過ぎると先行の6人パーティが直ぐそこに、追いついてみようと頑張ったが坪足では思うように足が出ず、快調に登る他ワカン組の2人の足を引っ張ることになった。必死の思いで稜線に出る。6人パーティは山頂とは反対側に向かったようだ。風は強かったがせっかくなので山頂に向かうが、山頂まであと数十メートルの所で飛ばされそうな位の猛烈な風に見舞われ、稜線より一段下の棚に逃げる。あくまで山頂を目指すか迷っていると雨も降りだし登頂を諦める。棚から下を見渡すと見事な斜面が広がっているが、いかんせん急な斜面であったが再び稜線を戻ろうすれば身の危険を感じるほどの強風にさらされる。2人に確認して何とか下りられると言うことで下降を決意。正直、この斜面の下降を選択せざるおえないことに追い込まれた事を反省した。山頂を目指したことは完全に失敗だった。でもそれを救ってくれたのがパートナーの予想外の雪上下降度胸&技術。雪は適度に腐っていたとは云えMさんはワカンを付けたままスタスタと下りて行ってしまった。Iさんもこの急斜面をスノーボードで下りて行く。ゲレンデには絶対にない急斜面が数百メートル続くのだ。下部樹林帯に着いた時には正直ほっとした。





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