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執筆者の写真sanyukai

北アルプス 立山雄山 2015.7.14~15


7/14 弥陀ヶ原9:05ーーー獅子ヶ鼻岩10:15ーーー天狗平13:00ー

ーー室堂平14:10ーーーみくりが池温泉14:45

7/15 みくりが池温泉2:00ーーー2:30撤退

同じ時期に山を始めた友人と、立山の計画を立てたのは3月頃です。お互い北アルプス、3000m級デビューになるので、不安もありつつとても楽しみにしていました。

夜行バス内で一泊して、前乗りしていた友人と富山駅で合流後、電車とケーブルカー、バスを乗り継いで弥陀ヶ原へ。一日目は弥陀ヶ原から室堂まで歩く計画でした。道は殆ど木道で歩きやすかったですが、一ヶ所雪渓を渡る場面がありました。室堂から下ってきたらしい男の人がツルツル滑りながら渡って来るのが見え、私が念のため持ってきていた軽アイゼンを片足ずつ履きました。友人は雪を歩くのが初めてで、私も雪渓は初体験だったので、恐々と歩きました。また、獅子ヶ鼻岩はちょっとした鎖のある岩場になっており、久々の岩の感触にワクワクしました。後は天狗平までずっと木道でした。

天狗平で一度車道に出た後、再度石畳の遊歩道に入りましたが、そこは弥陀ヶ原以上に雪が残っており、所々道が埋もれていました。最初は平坦で歩きやすかったのですが、段々と谷に向かって傾斜が出てきたため再度アイゼンを履きました。風も強くスリリングな体験でしたが、ゴム靴のおじさんとすれ違いびっくりしました。雪の道を渡り、階段を登れば室堂に着きました。室堂にもたくさん雪が残っており、夏でも高山は侮れないと思いました。

室堂を散策しつつ、二日目に備えて18:30就寝、翌日は雄山の山頂で日の出を見ようと1:30に起床、2:00に出発しました。一の越山荘の明かりを目指して歩き出しましたが、雪が道を覆ってルートがわかり辛くなっており、暗闇の中雪の上を歩くのは怖かったので、早々に諦める事にしました。頂上に行かないなら、滅多にない山での夜を満喫しようと、夜明けまでゆっくりと外で過ごしました。頭上には満天の星空が広がっており、天の川も見えて、それだけで満足できました。

3000mデビューは残念ながら果たせませんでしたが、初めての北アルプスで雪渓、暗闇の行動など貴重な経験がたくさん出来、景色も綺麗で良かったです。立山はまた何度でも通いたい山域になりました。反省点も多いので、次はちゃんと無理のない計画を立てて、山頂まで行きたいです。


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