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  • 執筆者の写真sanyukai

南アルプス 鳳凰三山 2015.7.21~22


楽しみにしていたジャンダルムが中止になり、悶々と過ごした連休前半。山地図を広げ、ネットで山情報を集め、パソコンの前で居座る私。天気予報を見ると連休明けから数日間お天気。 もうじっとしていられませんでした。急遽計画立てて行けるのは、交通の便の良い南アルプス北部エリア。ってことで、まだ踏んでいなかった鳳凰三山に行くことにしました。三連休最終日、広河原行きの最終バスに乗って広河原山荘でテン泊。

広河原に行くまでの林道ですれ違った下山バスは、芦安駐車場~広河原間の1時間の間に大型バス15台。どのバスも満車&立ち乗り、ぎゅうぎゅう詰めでした。兵どもが夢のあと。 連休最終日夕方の広河原山荘のテン場はガラガラでしたw

翌朝5:30にテン場出発。15分で登山口に到着するハズが、いつ間にやら行き過ぎてしまい、少し戻る。目的地の白鳳峠入口に着いたのは6:00。ずっと網張ってたから見逃した・・・。のっけから4本の足を使わないと登れない程の急斜面。地図では3時間半の急登。

稜線に出ると、どーんと八ヶ岳、どどーーんと甲斐駒ヶ岳、北岳。あぁ綺麗。 美しい光景を見ると出てくる感謝の言葉。悶々としている私を見るに見かねて今回も我儘を許してくれた旦那様に深~く感謝(^_^)

とにかく急に計画立てた為、オベリスクが登れるということを忘れてました。 何の下調べもしていなかったし、一人だし、無理はしないでおこう、という条件付きで登り始めました。てっぺん岩の鞍部まできましたが、取りつきが分からず。ハーネスも確保もしていないので、突起だらけの不安定な足場を上を見ながらウロウロすることに恐怖を感じ、撤退しました。 遠目ですが、クラック部分で残置ロープを確認しました。恐らくそれを利用して登るのだろうと思いましたが、残置ロープを使うなんて信頼度が低すぎる為、恐ろしくて出来ない。クライミングを始めてから、岩に対して慎重になりました。ましてやソロだし。 確保無しにこんな垂直岩を登る気にもなれませんでした。

気を取り直して先を進みます。地蔵岳の分岐“赤抜沢ノ頭”まで戻ってきた時、暑さは最高潮でした。 あまりにも暑いので、温度計で確認。・・・マジか?!?!ココ、標高2800mに近いんですけど? 岩稜地帯であることと、真っ白な海辺のような砂地が温度上昇に輪をかけるのでしょうか。 天蓋に入れていたお茶はホットteaになっていたし、同じ場所に入れいたカラビナは火傷しそうなくらい熱くて持てませんでした。

地蔵岳を過ぎると、あれよ、あれよ、と言う間に観音岳、薬師岳を通過しました。 そして14:30 南御室小屋に到着。テン場の台帳に記帳されているのは夜叉神峠から入山する人達ばかりで広河原から縦走して南御室小屋でテン泊するのは、その日は私一人だけでした。 ちょっと優越感(^_^)ビールの美味しかったこと。翌日は夜叉神峠に下山するだけなので楽チンでした。3時間で下山。S好みの方は、是非広河原から登って下さい♪ また、今回テン泊装備で、登山口6:00出発~南御室小屋14:30到着~夜叉神峠3時間で下山でした。軽荷にすれば、健脚の方なら鳳凰三山日帰り縦走も可能だと思います。






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