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  • 執筆者の写真sanyukai

前穂高北尾根~奥穂高 2015.8.18-20


18日:上高地 9:24~徳沢園10:36=10:55~横尾11:55出発~本谷橋12:50~涸沢ヒュッテ14:15 19日:涸沢ヒュッテ 6:05出発~56のコル7:20=7:25~34のコル8:00~前穂高岳11:20~奥穂高岳12:55=13:10~穂高岳山荘14:40 20日:穂高岳山荘6:05~本谷橋8:40~横尾9:40~明神(食事)11:20=11:55~上高地12:40

本当に久しぶりの穂高だ。しかもお金を払っての北アルプスの山小屋は初めてである。朝一で涸沢ヒュッテを出る。56コルまでは雪渓とガレ場だが踏み跡は登山道化していて迷うことはない。涸沢を一望して北尾根が始まる。5峰の登りは快適、コルから見る登りはもう少し難儀するかと思ったが、さすがに人気ルート不安はない。4峰の登りは5峰とは違い斜度は増す。ちょっと涸沢側に行き過ぎたようだがもともとバリエーション、適当に登る。中段のチョックストーンチムニーって言っても3峰のではなく4峰のショボいやつです。あとでここはルートミスみたいですが、ビレイポイントに残置もありトライする。がランニングも取れずビビりクライムダウン。ここだけの話ですが、持ってきたクライミングシューズに履き替え再度トライ。一歩の極小スタンスをこらえるとガバとなってここは終了。3峰の登りはここの核心部になる。コルから少し上がりロープを付ける。ランニングのピンはあるがリングハーケンという博物館行きのモノが多く安心できない。さらにA0用のシュリンゲは日に焼けて、10年前位にA0用のシュリンゲが切れ水没したトラウマを持つ私には素直に体重をかけられない。ベタ打ちルートを外れてより登りやすいルートに、ここは簡単、ロープをグイグイと伸ばす。伸ばしすぎたせいか声が届かずにロープが出なくなり、適当にある残置とカムで支点を作り切る。その後もところどころロープが必要なところも出てくるのでそのままアンザイレンしたままロープ目いっぱいさらに2ピッチを登る。3峰も頂上近くなると斜度も緩くなりロープを解く。3峰頂上を分からないうちにすぎて2峰から懸垂してコルに降りると本峰はすぐ。一人の先客がいるが、北鎌から槍の山頂に出るような歓迎はない。穂高岳山荘までは登山道で吊り尾根から見える北尾根を眺め、ライチョウ親子に癒されて奥穂に至る。翌日は天候が不安定で、予定していたジャンダルム~天狗沢下降は中止して涸沢~横尾経由で平和な下山をした。





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