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執筆者の写真sanyukai

上越 赤沢山 会山行


2013年6月に入会したS藤です。この会に入るまでは軽アイゼンは持っていたものの、使った事がない雪山初心者でした。会に入った目的のひとつが『雪山に行きたい~!』でした。2014年1月会山行の西岳、2月鳴虫山、4月谷川岳とラッセルなしの雪山山行は10本歯のアイゼンつけたり、ワカンをはいたりして大変ながらも山頂に到着。山頂目指して歩いているのだから、山頂に着けないなんて思ってもいませんでした。そして、2015年2月荒沢山、初めてのラッセルの山行でした。やっと山頂が見えるくらいの高さまで上がってきて、この雪の尾根をこの調子でラッセルして進んでいけば山頂だー!と気合いを入れ直したところでタイムアウト。2回目となるラッセル山行が2016年1月大源太山。歩き始めは雪が全くといっていいくらいなく、これなら山頂に行けるかもという思いで歩いていました。標高があがり、雪が増え、ラッセルしながら進むもタイムアウトで登頂ならず。こうなると消化不良でのどになにかがひっかかっている状態です。怖いもの知らずの初心者のなんせ『PAR』ですから、ラッセルの山行でも、とにかく山頂をふみたい!16名もいるのだから、ひとり4分ラッセルで1時間進む。ひとり200mラッセルすれば、3.2Km進む計算になる。みんなで心ひとつに山頂目指せば望みは出てくるんじやない?と考えてしましました。取り付きのあの急登を力強くトップで登って行って、最後まで皆を引っ張ってくれた我らがラッセル大王様。お風呂を諦めて山頂に行くしびれるような決断をしてくれたリーダー殿。万を辞して登場して、力強くラッセルをして下さったベテランふたり。お二人が元気だと自分達も頑張らなきゃと絶対皆んな思ったはずです。私がラッセルしてて、足元が崩れて身体が上にあがらずもがいていたら、「こうやるといいんだよ。」とさっと横に来て、雪の掻き方を教えてくれて、足場を造ってくれ、「さあどうぞ」と、フォローしてくれたGさん。最後尾で皆をフォローして、お呼びがかかるとああやってトップでラッセルし、そのあとまた状況判断してすうっーと後ろにもどっていったのを私は知っていますよ。あの急登を新人さんはじめよく上がったよね。私が上がれずもがいてぐずぐずしていたら、T木さんが「S藤さん、私が先に行きます。」とさっと登っていった。すごい!下山の時のS川さんもまだ2回目だけど、今度は怖がる様子はなく、後ろから見ているとしっかり歩いてて、頑張っていました。すごい!そして、土合駅方面からラッセルをして踏み跡を作っていてくれていたどこかのパーティー。運がよかったです。とにかく皆さんお疲れさまでした。これで喉のとげがとれてスッキリ、凄く嬉しい山頂でした。





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