2025.7.8 南アルプス 薬師岳 会山行

夜叉神峠登山口00:50—夜叉神峠01:45—杖立峠03:05—苺平04:35—南御室小屋05:10/05:30—砂払岳06:40—薬師岳小屋06:45—薬師岳07:00/07:10—砂払岳07:30—南御室小屋08:10/08:40—苺平9:20—杖立峠10:30—夜叉神峠11:30—夜叉神峠登山口12:05

ここ数年、7月会山行のリーダーをしているけれど、この時期は晴れなのか雨なのかで気温も大きく変わるので、いつもどこに行くかどうか悩みます。とはいえ残雪の溶けたこの時期、やはり行くならばアルプスに行きたい。そして長い距離を歩きたい。レンタカーの時間の制約があるけれど、夜から歩くカモシカならば南アルプスくらいならいけるかもしれない。そう思って今回の山行を企画しました。夜叉神峠からのコースならば夜でも危険は少ないし、小屋も途中にあるから水も補給できます。

そして当日、真っ暗な登山口に着いて「本当に今から登るんかい」というメンバーからの視線を感じつつスタート。みなさん眠そうです。今回の山行は「30分ごとに3分休む。小屋では水の補給のため10分休む。それ以外は休まない」というルールで淡々と登ります。始めのうちは3分の休憩に物足りない声を聞きましたが、下山時には2分くらいでみなさんザックを背負い始めたので、慣れてくるものですね。

南御室小屋で大休止をとって、いざ山頂。当初の予定であった地蔵岳までの往復はやめて、薬師岳までとしました。山頂はあまり展望はなかったですが、高山の雰囲気を感じることができました。やはりアルプスはいいものですね。

下山して、温泉に入って仮眠をして、無事に帰宅できました。みなさん、こんな修行のような企画に参加していただきありがとうございました。今度は昼にご一緒しましょう〜。

サブレポート

前日寝ないままの行動、もちろん初めてで不安しかないが、場合によっては南御室小屋で皆を待つつもりで参加した。

前日の疲れか身体も重く、歩きながら眠くて、特に薬師岳から南御室小屋までの下山は惰性でもうろうとして、3分休憩で立ってるとかくんと寝落ちすることもあった。結論として『この状態で歩いては事故が起こってもおかしくない、危険だな、こういう計画は自分はしてはいけないな』と思った。ただ一方、「夜寝ないで歩くのも慣れますよ～」とか、「自分の限界を知っておく為にやりたいかも」とか、練習を肯定する意見もあり、確かにと思う。

また、下山で南御室小屋で30分？寝たらすっきりしたし、その後温泉で1時間半寝たら生き返ったので、このことも今後の自身の参考になると思う。

ともかく、睡眠と行動結果を体感できた貴重な経験でした、ありがとうございました。