top of page
  • 執筆者の写真sanyukai

那須 朝日岳 会山行(冬1組) 2020.1.14

県営大丸駐車場10:10---避難小屋11:45/12:15----朝日岳12:50/13:20---避難小屋13:50/14:30------県営大丸駐車場15:15  む・む・・難しい・・1月会山行に手を挙げた自分を後悔した。7:00集合の日帰り(前泊は論外)、標高差700m以内、1月でも比較的天気が安定している、次々と会長から提示される条件で、行きたかった山があれもこれも指の間からからこぼれ落ちて行く・・(トホホ) 朝日岳は数年前に雪山初級者で行った山行で、雪山の様々な要素(雪・岩・風・少しの難所)がコンパクトにまとまっていた記憶があった。標高差750m。自分の経験である程度のアドバイスはできそうだ。ここにしよう。  当日。暖冬の影響で雪は少ないが、前日に数センチ降ってくれたらしく、うっすらと積もっている。トップN倉さんで新人さんふたりを挟むようにオーダーを組み、ラストはG藤さんにお願いした。どでんと構える茶臼岳の白と紺碧の空のコントラストを楽しみながらのハイクアップ。汗が噴き出し、皆1枚また1枚と脱いで行く。「もう脱ぐもの無いよ~」やら、「あとブラだけだよ~」など、おやじたちの楽しげな声が山に響く。登山指導所を過ぎ、中の茶屋跡付近からは風が強くなるはず。N倉さんに止まってもらう。皆、汗びっしょりなので、私の「ここでシェルを着てください」の指示に、「えー・・・?」「すぐそこの避難小屋まで行ってからでは?」となかなか首を縦に振ってくれない。老若男女10人のパワーに押し出されそうになりながらもどうにか土俵際でいなし、全員に着てもらい先に進む。避難小屋付近は更に風が強く、小屋の中で準備を整える。私は様子を見たかったので小屋の影で準備をした。1パーティは茶臼岳断念で下山、男性ソロの方は迷い中、だそうだ。どうするかなあ~・・・剣ケ峰付近で強風なら安全第一で撤退しよう、ともかくアイゼンは履いてもらおう、と決めた。 避難小屋を出ると、皆いろんなもので顔を覆ってるので、もう誰が誰だかわからない。同じ順序で歩いてくださーい、とお声掛けする。ここからは本来なら剣ケ峰に向かって稜線を直登のはずだが、雪少なく、夏道通しのトラバース、これが幸いし、風が弱まる。おおお!これなら登頂できる!と確信した。トラバースも安定しており、その後はガリガリと岩を歩き、北側の鎖トラバースを難なくこなし、あっという間に朝日の肩に出た。ああここまでくれば頂上まで一登り。天気予報通りに雲が出て来ていたが景色は360度堪能できた。避難小屋でのんびりとランチタイムを取り、大丸駐車場に転がり下りるように下山した。早かった・・・ ベテランの方々のサポートのお陰で、事故なく怪我なく終了できたことを感謝いたします。ありがとうございました


閲覧数:63回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page