• sanyukai

西上州 シラケ山~烏帽子岳


天狗岩登山口7:51---天狗岩8:38/8:45---横道分岐9:10---烏帽子岳10:20/11:47---

---マル12:02---横道分岐12:09---シラケ山12:30/13:25---おこもり岩13:36---

---天狗岩登山口14:25

立山、黒部から帰ってきてから、約1ヶ月が経とうとしているものの、自力計画で山に向かう気力が失われていた。魂が揺さぶられる山行に出会うといつもこうだ。他の山の事が考えられなくなる。今回もそうだった。しかし、そろそろ山に行かないと体力が無くなっていくのではないか・・・?という不安は常にあった。

そんなある日、自室で寝転がりながら何とな~く見ていた山と高原地図「西上州」。昨年11月会山行で行った妙義山白雲岳や12月会山行の荒船山などの楽しかった事を思い出していると、地図の下の方にひっそりと載っている「シラケ山」という山が目に入り妙に気になった。烏帽子岳とセットで行ける岩稜帯プチ縦走コースがあり、何だか楽しそうだったので行ってみることにした。登山口から天狗岩という所までは一部急登があるが普通のハイキング道だった。しかし、天狗岩から先のシラケ山へ向かう道から、いきなり不明瞭で色々な所に ニセの踏み跡がある。地図やコンパス、目視で方角を確認しながら、本命の道と思しき微妙な踏み跡をたどり、木の枝をかき分けながら勇気を出して前 へ進むと、目印のピンクテープがあった。「ああ、良かった~。この道で正解だった。」と安心して前へ進む。そこからしばらく歩いて行くと、稜線上の登山道に出た。その稜線でも何回か、巻き道風のニセ踏み跡に騙されては行き詰って元に戻り、正規のルート に 軌道修正する事、数回。山と高原地図で破線ルートになっている理由は、この不明瞭さなんだろう。しかし、間違える度に厄介ではあったが、気を許せない緊張 感が楽しさに変わっていた。この稜線ルートは北側の妙義山や荒船山がバッチリ見える好展望。その風景に見とながらごきげんで歩いていると、とうとう烏帽子岳と思しき山が見えてきた。名前の通り「烏帽子」の様な形をしているので一目で判る。そこで私は、重要な事に気付く。「あれ??ところで途中で通るハズだったシラ ケ山はドコだっ たんだ??」気になりながらも、とりあえず烏帽子岳へ到着。烏帽子岳からの眺望は素晴らしく、山頂には私と反対側のルートから上がってきた人しかいなかったので、ゆっくりと昼食休憩をとった。

帰りは稜線から少し下にある横道で、最初に通った天狗岩の方向へ折り返す。帰り道で地図を確認してもやはり「シラケ山」は通過してないと判明。「でも、行きの道はあれしか無かった気がするが・・・。」よーく、周りと地図を見ると、急斜面の少し上に岩コブの様なピークがあった。「まさか、あれがシラケ山??(笑)いや、場所的にあれしか考えられない。」しかし、そこへ行く道がどうしても解らない。確実にあそこなのに・・・ 「も~、アッタマきた!!めんどくせ~!直登してしまえ!!どんだけ、シラケたピークだか見てやる!!」ガシガシと斜面を登って稜線に出ると、やっぱり踏み跡がありその少し先にシラケ山らしき場所が!後から上がってきたオジサマに「シラケ山ってココですかね?」と尋ねた所、「シラケ山はもう一つ先のそこの岩だよ。」と教えてもらいピークに立った。シラケ山山頂は看板も何もない狭いピークだったが、そこからの眺望は360度。先ほどの烏帽子岳より遥かに素晴らしかった。遥向こうには鹿島槍、五竜など。妙義山、荒船山はもちろん、両神山や浅間山も見えた。全然、シラケてない・・・むしろ、かなりテンションが上がる山だ。シラケ山で1時間近く景色を眺め、オジサマに見える山の名前を教えてもらった。その後、オジサマと臨時パーティーを組んで下山し、下山途中に通る「おこもり岩」を見たり、岩質の事やカエデの種類豊富な事など色々教えてもらい ながら下山し、駐車場でお礼を申し上げ別れた。「そろそろ、山に行かなくてはいけない」という強迫観念に駆られ、何とな~く来た山だったが、「また来よう。西上州の山に・・・」と思える良い山 行であった。


​東京近郊の平日(ウィークデー)主に火曜日を中心に活動する山岳会です。
ハイキング、クライミング、バックカントリー、沢登り、など四季折々の山を楽しんでいます。
​まずは、お問合せ下さい。
  • icon
  • Facebook Classic