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執筆者の写真sanyukai

八ヶ岳 アイスクライミング&雪山登攀12/14-15


12/14  美濃戸山荘駐車場9:00・・・赤岳鉱泉11:00/12:30・・・ジョウゴ沢で足慣らし・・・16:00赤岳鉱泉(小屋素泊まり) 12/15 赤岳鉱泉6:00・・・裏同心ルンゼ・・・大同心稜・・・大同心基部10:00・・・小同心の肩12:20・・・硫黄岳14:30・・・赤岳鉱泉15:50/16:30・・・美濃戸山荘駐車場18:00 余談ですが、当初、テント泊の予定にしていたのですが、あまりにも装備が多く、武蔵境までの電車往復で食料とテントを運ぶ、という行為に辟易してしまったので、 素泊まり小屋泊に変更してもらいました。ご協力感謝します。 ジョウゴ沢は、アイスクライミングルートでも初心者コースとされている場所です。 昨年1度しかやっていない私と、30年ぶりの新倉さんには、足慣らしとしてピッタリの場所。(足慣らしというより、まるで必死でしたけど笑)F1とF2で楽しみました。アイススクリューの打ち方も練習して、翌日に備えました。

翌日は、裏同心ルンゼからの小同心クラック連続登攀。なんと贅沢なプランでしょうか。

裏同心ルンゼの氷結は最高で、この日の赤岳鉱泉のブログでも『今、最高の出来です!』とUPされていたくらいです。ラッキーでした。そしてもう一つ大変ラッキーなことが。なんと、〇藤祐介さんも同じ日に赤岳鉱泉に泊っていて、同じ時間に裏同心へ出発でした。あちらはガイドアイスでお客さん3人連れて。腰に3本ロープを繋いでお客さんを引っ張っていました。流石トップクライマーのバイルさばきは素晴らしく、一振りでサクっと決まっていました。裏同心ルンゼを最初から最後まで平行してクライミングする形となり、とってもラッキーでした。 裏同心ルンゼ、何の問題もなくサクサクと登れました。ただスクリューを使ったリードは今回新倉さんにお任せしたので、次回、簡単なルートはやってみようと思います。 裏同心終わって、大同心稜に行き、大同心基部を巻いた後、大同心ルンゼをトラバースして小同心へ。その先に小同心クラックが待っている。そのつもりで行ったのですが、小同心へ向かう最後の斜面で足止めを食らいました。真っ白に雪が積もっていたので、遠目で簡単に登れると思っていましたが、真下まで行くと雪はサラサラで積雪は5センチほど。手で払うと下は岩壁が見えました。雪がなければ、アイゼンを置く箇所を確認できます。また、もう少し積雪があり、かつ雪が締まっていれば、ダブルアックスで快適に登れるのだろうと思います。しかし、今回の状態で、確保もランナーも取れないこの斜面を突破することは、とても怖くて出来ません。大同心稜に戻り撤退を覚悟したのですが、大同心南稜取り付き付近で上に上がれそうな地点を見つけ、様子を見ながら上がってみることにしました。 一段上がるとバントになっており右に行くと踏み後あり。無名峰基部に導かれ、更に回り込む形に踏み後があり、それに沿って行くと、小同心北稜の2ピッチ目チムニーに合流しました。 そこからは北稜ルートで小同心の肩に詰め上げることが出来、一般道に出ることができました。 小同心が初めてだったので北稜に合流したことも知らず。家に帰って調べてみると北稜だった、ということが分かりました。 ルート通りに登っておらずランナーもなかったので、ずっとフリーで登りました。とても内容の濃い小同心登攀でした。一般登山道に出てからは、硫黄岳経由で帰ってきました。








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